OSG GmbHエンジニアリングマネージャーであるAtzimba Nayeli Martínez Reynosoが、EMO Hannover 2025においてCNC研削盤の世界的な大手メーカであるANCA CNC Machines(以下、ANCA社)が創設した「ANCA女性マシニスト賞」を受賞しました。この国際的な賞は、男性が多い分野におけるジェンダー多様性の促進を目的として2023年に創設された賞です。切削工具および研削業界で活躍する優れた女性を表彰します。Nayeliは、卓越した技術力、新しい技術への探求心、そして品質への揺るぎないこだわりが審査員に高く評価されました。

ANCA女性マシニスト賞の授賞式は、2025年9月22日から26日に開催されたEMO Hannover 2025で行われました。奇数年に開催されるEMOは、製造業界における世界有数の国際見本市で、生産技術の進歩を紹介する世界的な交流の場となっています。今年は、45か国から1,600社以上が出展し、来場者は80,000人を超え、そのうち半数以上がドイツ国外から訪れました。
ANCA社は、オーストラリア・メルボルンで設立したCNC研削技術で世界を代表する企業です。同社は、多様性を促進し、新しい視点や人材を取り入れることで、業界の可能性を最大限に引き出せると考えています。この賞は、ANCA社の技術を積極的に活用する女性を対象に、問題解決力、革新的な工具設計、そして物事を深く分析し論理的に判断する能力を基準に評価されます。今年の受賞者にはEMO Hannover視察への招待と、業界関係者との交流を通じて人脈を広げる貴重な機会が提供されました。

中央がOSG GmbHエンジニアリングマネージャーである Atzimba Nayeli Martínez Reynoso 。「ANCA女性マシニスト賞」を受賞しました。
Nayeliは、メキシコでバイオテクノロジー工学の学位を取得後、2017年にオーエスジーグループ会社であるOSG Royco(メキシコ)で製品エンジニアとしてキャリアをスタートしました。彼女はすぐに、大手自動車メーカ向けの製造プロセス改善プロジェクトを担当しました。2020年にはドイツのOSG GmbHに異動し、工具に関する専門知識をさらに深め、現在は、工具製造プロセスのデジタル化(IoTやデータ活用による効率化)や、新たな工具規格の策定といった取り組みを主導しています。

ANCA社の戦略・コミュニケーションマネージャーであるJohanna Boland氏とともに授賞式で記念撮影をするAtzimba Nayeli Martínez Reynoso(右側)。
Nayeliは、世代や文化を超えた技術交流を重視しており、それがオーエスジーで働く中で最もやりがいを感じる点と考えています。また、若い女性や女子学生が技術分野に進むことを支援する活動にも積極的に取り組んでいます。現場で培った経験、分析的思考、そして創造的な問題解決力を兼ね備えた彼女は、業界で模範的な存在になっています。

右から3番目がAtzimba Nayeli Martínez Reynoso。オーエスジーグループの同僚や賞の主催者であるANCA社の代表者とともに記念撮影。
「切削工具製造におけるイノベーションを推進するため、ANCA社との協業を今後も続けられることをを楽しみにしています」「また、私の能力を信じ、機会を与え、キャリアを通じて導いてくれたOSG Royco、OSG GmbH、そしてオーエスジーの同僚や先輩の方々に感謝します。私たちは同じビジョンを共有しており、今後も共にその実現に向けて取り組んでいけると確信しています」とNayeliは語ります。

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